これらの事の後アハシユエロス王アガグ人ハンメダタの子ハマンを貴びこれを高くして己とともにある一切の牧伯の上にその席を定めしむ
After these things did king Ahasuerus promote Haman the son of Hammedatha the Agagite, and advanced him, and set his seat above all the princes that were with him.
A. M. 3551. B.C. 453. promote Haman
〔エステル書7章6節〕6 エステルいひけるはその
敵その
仇人は
即ちこの
惡きハマンなりと
是によりてハマンは
王と
后の
前󠄃にありて
懼れたり
〔詩篇12章8節〕8 人の
子のなかに
穢しきことの
崇めらるるときは
惡者ここやかしこにあるくなり
〔箴言29章2節〕2 義者ませば
民よろこび
惡きもの
權を
掌らば
民かなしむ
Agagite
〔民數紀略24章7節〕7 その
桶よりは
水溢󠄃れんその
種は
水の
邊に
發育んその
王はアガグよりも
高くなりその
國は
振ひ
興らん
〔サムエル前書15章8節〕8 サウル、アマレク
人の
王アガグを
生擒り
刃󠄃をもて
其民をことごとくほろぼせり
〔サムエル前書15章33節〕33 サムエルいひけるに
汝の
劍はおほくの
婦󠄃人を
子なき
者となせりかくのごとく
汝の
母は
婦󠄃人の
中の
最も
子なき
者となるべしとサムエル、ギルガルにてヱホバのまへにおいてアガグを
斬り
above all the princes
〔創世記41章40節〕40 汝わが
家を
宰るべしわが
民みな
汝の
口にしたがはん
唯位においてのみ
我は
汝より
大なるべし
〔創世記41章55節〕55 エジプト
全󠄃國饑し
時民さけびてパロに
食󠄃物を
乞ふパロ、エジプトの
諸の
人にいひけるはヨセフに
徃け
彼が
汝等にいふところをなせと
〔エズラ書7章14節〕14 汝はおのが
手にある
汝の
神の
律法に
照してユダとヱルサレムの
模樣とを
察せんために
王および七
人の
議官に
遣󠄃はされて
徃くなり
〔エステル書1章14節〕14 時に
彼の
次にをりし
者はペルシヤおよびメデアの七
人の
牧伯カルシナ、セタル、アデマタ、タルシシ、メレス、マルセナ、メムカンなりき
是みな
王の
面を
見る
者にして
國の
第一に
位せり)
〔ダニエル書6章2節〕2 また
彼らの
上に
監督三
人を
立たりダニエルはその
一人なりき
是その
州牧をして
此三
人の
前󠄃にその
職を
述󠄃しめて
王に
損失の
及ぶこと
無らしめんためなりき
promote Haman
〔エステル書7章6節〕6 エステルいひけるはその
敵その
仇人は
即ちこの
惡きハマンなりと
是によりてハマンは
王と
后の
前󠄃にありて
懼れたり
〔詩篇12章8節〕8 人の
子のなかに
穢しきことの
崇めらるるときは
惡者ここやかしこにあるくなり
〔箴言29章2節〕2 義者ませば
民よろこび
惡きもの
權を
掌らば
民かなしむ
王の門にある主の諸臣みな跪づきてハマンを拜せり 是は王斯かれになすことを命じたればなり 然れどもモルデカイは跪まづかず又󠄂これを拜せざりき
And all the king's servants, that were in the king's gate, bowed, and reverenced Haman: for the king had so commanded concerning him. But Mordecai bowed not, nor did him reverence.
bowed
〔創世記41章43節〕43 之をして
己のもてる
次の
輅に
乘しめ
下にゐよと
其前󠄃に
呼しむ
是彼をエジプト
全󠄃國の
冢宰となせり
〔ピリピ書2章10節〕10 これ
天に
在るもの、
地に
在るもの、
地の
下にあるもの、
悉とくイエスの
名によりて
膝を
屈め、
bowed not
〔出エジプト記17章14節〕14 ヱホバ、モーセに
言たまひけるは
之を
書に
筆して
記念となしヨシユアの
耳にこれをいれよ
我必ずアマレクの
名を
塗抹て
天下にこれを
誌ゆること
无らしめんと
〔出エジプト記17章16節〕16 モーセ
云けらくヱホバの
寶位にむかひて
手を
擧ることありヱホバ
世々アマレクと
戰ひたまはん
〔申命記25章19節〕19 然ば
汝の
神ヱホバの
汝に
與へて
產業となさしめたまふ
地において
汝の
神ヱホバ
汝にその
周󠄃圍の
敵を
盡く
攻ふせて
安泰ならしめたまふに
至らば
汝アマレクの
名を
天が
下より
塗抹て
之をおぼゆる
者なからしむべし
〔サムエル前書15章3節〕3 今ゆきてアマレクを
擊ち
其有る
物をことごとく
滅しつくし
彼らを
憐むなかれ
男女童稚哺乳󠄃兒牛羊駱駝驢馬を
皆殺せ
〔エステル書3章1節〕1 これらの
事の
後アハシユエロス
王アガグ
人ハンメダタの
子ハマンを
貴びこれを
高くして
己とともにある
一切の
牧伯の
上にその
席を
定めしむ
〔エステル書3章5節〕5 ハマン、モルデカイの
跪づかずまた
己を
拜せざるを
見たれば ハマン
忿怒にたへざりしが
〔詩篇15章4節〕4 惡にしづめるものを
見ていとひかろしめ ヱホバをおそるるものをたふとび
誓ひしことはおのれに
禍害󠄅となるも
變ることなし
the king's servants
〔エステル書2章21節〕21 當時モルデカイ
王の
門に
坐し
居ける
時王の
侍從にて
戶を
守る
者の
中ビグタンおよびテレシの二
人怨むる
事ありてアハシユエロス
王を
弑せんともとめたりしが
ここをもて王の門にある王の諸臣モデカイにむかひて言ふ 汝いかなれば王の命に背くやと
Then the king's servants, which were in the king's gate, said unto Mordecai, Why transgressest thou the king's commandment?
Why
〔出エジプト記1章17節〕17 然に
產婆神を
畏れエジプト
王の
命ぜしごとく
爲ずして
男子をも
生しおけり
〔エステル書3章2節〕2 王の
門にある
主の
諸臣みな
跪づきてハマンを
拜せり
是は
王斯かれになすことを
命じたればなり
然れどもモルデカイは
跪まづかず
又󠄂これを
拜せざりき
〔マタイ傳15章2節〕2 『なにゆゑ
汝の
弟子は、
古への
人の
言傳を
犯すか、
食󠄃事のときに
手を
洗はぬなり』
〔マタイ傳15章3節〕3 答へて
言ひ
給ふ『なにゆゑ
汝らは、また
汝らの
言傳によりて
神の
誡命を
犯すか。
かれらモルデカイに日々かく言ふといへども聽ざりければその事の爲をふさるべきか否を見んとてハマンにこれを吿たり 其はモルデカイおのれのユダヤ人なることを語りたればなり
Now it came to pass, when they spake daily unto him, and he hearkened not unto them, that they told Haman, to see whether Mordecai's matters would stand: for he had told them that he was a Jew.
he had told
〔エズラ書1章3節〕3 凡そ
汝らの
中もしその
民たる
者あらばその
神の
助を
得てユダのヱルサレムに
上りゆきヱルサレムなるイスラエルの
神ヱホバの
室を
建ることをせよ
彼は
神にましませり
〔ダニエル書3章12節〕12 此に
汝が
立てバビロン
州の
事務を
司どらせ
給へるユダヤ
人シヤデラク、メシヤクおよびアベデネゴあり
王よ
此人々は
汝を
尊󠄅ばず
汝の
神々にも
事へず
汝の
立たまへる
金像をも
拜せざるなりと
〔ダニエル書3章16節〕16 シヤデラク、メシヤクおよびアベデネゴ
對へて
王に
言けるはネブカデネザルよこの
事においては
我ら
汝に
答ふるに
及ばず~
(18) 假令しからざるも
王よ
知たまへ
我らは
汝の
神々に
事へずまた
汝の
立たる
金像を
拜せじ
〔ダニエル書3章18節〕
〔ダニエル書3章23節〕23 また
此シヤデラク、メシヤク、デベデネゴの三
人は
縛られたるままにて
燃る
爐の
中に
落いりぬ
~
(30) かくて
王またシヤデラク、メシヤクおよびアベデネゴの
位をすすめてバビロン
州にをらしむ 〔ダニエル書3章30節〕
〔ダニエル書6章20節〕20 穴󠄄にいたりける
時哀しげなる
聲をあげてダニエルを
呼りすなはち
王ダニエルに
言けるは
活神の
僕ダニエルよ
汝が
恒に
事ふる
神汝を
救ふて
獅子の
害󠄅を
免れしむることを
得しや~
(28) このダニエルはダリヨスの
世とペルシヤ
人クロスの
世においてその
身榮えたり 〔ダニエル書6章28節〕
〔ヨナ書1章9節〕9 ヨナ
彼等にいひけるは
我はヘブル
人にして
海と
陸とを
造󠄃りたまひし
天の
神ヱホバを
畏るる
者なり
that they told
〔ダニエル書3章9節〕9 即ち
彼らネブカデネザル
王に
奏聞して
言ふ
願くは
王長壽かれ
〔ダニエル書6章13節〕13 彼らまた
對へて
王の
前󠄃に
言けるは
王よユダの
俘擄人なるダニエルは
汝をも
汝の
認󠄃め
出し
給ひし
禁令をも
顧󠄃みずして一
日に
三度づつ
祈禱をなすなりと
when they spake
〔創世記39章10節〕10 彼日々にヨセフに
言よりたれどもヨセフきかずして
之といねず
亦與にをらざりき
ハマン、モルデカイの跪づかずまた己を拜せざるを見たれば ハマン忿怒にたへざりしが
And when Haman saw that Mordecai bowed not, nor did him reverence, then was Haman full of wrath.
full of wrath
〔創世記4章5節〕5 カインと
其供物をば
眷み
給はざりしかばカイン
甚だ
怒り
且其面をふせたり
〔創世記4章6節〕6 ヱホバ、カインに
言たまひけるは
汝何ぞ
怒るや
何ぞ
面をふするや
〔エステル書1章12節〕12 しかるに
后ワシテ
侍從が
傳へし
王の
命に
從ひて
來ることを
肯はざりしかば
王おほいに
憤ほりて
震怒その
衷に
燃ゆ
〔ヨブ記5章2節〕2 夫愚なる
者は
憤恨のために
身を
殺し
癡き
者は
嫉媢のために
己を
死しむ
〔箴言12章16節〕16 愚なる
者はただちに
怒をあらはし
智きものは
恥をつつむ
〔箴言19章19節〕19 怒ることの
烈しき
者は
罰をうく
汝もしこれを
救ふともしばしば
然せざるを
得じ
〔箴言21章24節〕24 高ぶり
驕る
者を
嘲笑者となづく これ
驕奢を
逞しくして
行ふものなり
〔箴言27章3節〕3 石は
重く
沙は
輕からず
然ど
愚なる
者の
怒はこの
二よりも
重し
〔箴言27章4節〕4 忿怒は
猛く
憤恨は
烈し されど
嫉妬の
前󠄃には
誰か
立ことをを
得ん
〔ダニエル書3章19節〕19 是においてネブカデネザル
怒氣を
充しシヤデラク、メシヤクおよびアベデネゴにむかひてその
面の
容を
變へ
即ち
爐を
常に
熱くするよりも
七倍熱くせよと
命じ
that Mordecai
〔エステル書3章2節〕2 王の
門にある
主の
諸臣みな
跪づきてハマンを
拜せり
是は
王斯かれになすことを
命じたればなり
然れどもモルデカイは
跪まづかず
又󠄂これを
拜せざりき
〔エステル書5章9節〕9 かくてハマンはその
日よろこび
心たのしみて
出きたりけるがハマン、モルデカイが
王の
門に
居て
己にむかひて
起󠄃もあがらず
身動もせざるを
見しかば
痛くモルデカイを
怒れり
ただモルデカイ一人を殺すは事小さしと思へり彼らモルデカイの屬する民をハマンに顯はしければハマンはアハシユエロスの國の中にある一切のユダヤ人すなはちモルデカイの屬する民をことごとく殺さんと謀れり
And he thought scorn to lay hands on Mordecai alone; for they had shewed him the people of Mordecai: wherefore Haman sought to destroy all the Jews that were throughout the whole kingdom of Ahasuerus, even the people of Mordecai.
sought
〔詩篇83章4節〕4 かれらいひたりき
來かれらを
斷滅してふたゝび
國をたつることを
得ざらしめイスラエルの
名をふたゝび
人にしられざらしめんと
〔ヨハネ黙示録12章12節〕12 この
故に
天および
天に
住󠄃める
者よ、よろこべ、
地と
海とは
禍害󠄅なるかな、
惡魔󠄃おのが
時の
暫時なるを
知り、
大なる
憤恚を
懷きて
汝等のもとに
下りたればなり』と
云ふを
聞けり。
アハシユエロス王の十二年正月即ちニサンの月にハマンの前󠄃にて十二月すなはちアダルの月まで一日一日のため一月一月のためにプルを投しむプルは即ち籤なり
In the first month, that is, the month Nisan, in the twelfth year of king Ahasuerus, they cast Pur, that is, the lot, before Haman from day to day, and from month to month, to the twelfth month, that is, the month Adar.
Adar
〔エズラ書6章15節〕15 ダリヨス
王の
治世の六
年アダルの
月の
三日にこの
室成り
〔エステル書9章1節〕1 十二
月すなはちアダルの
月の十三
日王の
命令と
詔書のおこなはるべき
時いよいよ
近󠄃づける
時すなはちユダヤ
人の
敵ユダヤ
人を
打伏んとまちかまへたりしに
却てユダヤ
人おのれを
惡む
者を
打ふする
事となりける
其日に
〔エステル書9章5節〕5 ユダヤ
人すなはち
刀刃󠄃をもてその
一切の
敵を
擊て
殺し
滅ぼしおのれを
惡む
者を
意󠄃のままに
爲したり
〔エステル書9章17節〕17 アダルの
月の十三
日にこの
事をおこなひ十四
日にやすみてその
日に
酒宴をなして
喜こべり~
(19) これによりて
村々のユダヤ
人すなはち
石垣なき
邑々にすめる
者はアダルの
月の十四
日をもて
喜樂の
日酒宴の
日吉日となして
互に
物をやりとりす
〔エステル書9章19節〕
in the twelfth
〔エステル書1章3節〕3 その
治世の
第三
年にその
牧伯等および
臣僕等のために
酒宴を
設けたり ペルシヤとメデアの
武士および
貴族と
諸州の
牧伯等その
前󠄃にありき
〔エステル書2章16節〕16 かくエステルは
王の
家に
召いれられてアハシユエロス
王にいたれり
是その
治世の
第七
年十
月即ちテベテの
月なり
the first month
〔ネヘミヤ記2章1節〕1 茲にアルタシヤスタ
王の二十
年ニサンの
月王の
前󠄃に
酒のいでし
時我酒をつぎて
王にたてまつれり
我は
今まで
王の
前󠄃にて
憂色を
帶しこと
有ざりき
they cast Pur
〔エステル書9章24節〕24 アガグ
人ハンメダタの
子ハマンすなはちすべてのユダヤ
人の
敵たる
者ユダヤ
人を
滅ぼさんと
謀りプルすなはち
籤を
投てこれを
滅ぼし
絕さんとしたりしが~
(26) このゆゑに
此兩の
日をそのプルの
名にしたがひてプリムとなづけたり
斯りしかばこの
書のすべての
詞によりこの
事につきて
見たるところ
己の
遇󠄃たるところに
依て 〔エステル書9章26節〕
〔エゼキエル書21章21節〕21 バビロンの
王その
道󠄃の
首處その
途󠄃の
岐處に
止りて
占卜をなし
箭を
搖りテラピムに
問ひ
肝を
察べをるなり
〔エゼキエル書21章22節〕22 彼の
右にヱルサレムといふ
占卜いづ
云く
破城槌を
備へ
口をひらきて
喊き
殺し
聲をあげて
吶喊を
作り
門にむかひて
破城槌を
備へ
壘をきづき
雲梯を
建べしと
ハマンかくてアハシユエロス王に言けるは御國の各州にある諸民の中に散されて別れ別れになりをる一の民ありその律法は一切の民と異り また王の法律を守らずこの故にこれを容しおくは王の益にあらず
And Haman said unto king Ahasuerus, There is a certain people scattered abroad and dispersed among the people in all the provinces of thy kingdom; and their laws are diverse from all people; neither keep they the king's laws: therefore it is not for the king's profit to suffer them.
for the king's profit to
無し
scattered abroad
〔レビ記26章33節〕33 我なんぢらを
國々に
散し
劍をぬきて
汝らの
後を
追󠄃ん
汝らの
地は
荒れ
汝らの
邑々は
亡びん
〔申命記4章27節〕27 ヱホバなんぢらを
國々に
散したまべしヱホバの
汝らを
逐󠄃やりたまふ
國々の
中に
汝らの
遺󠄃る
者はその
數寡なからん
〔申命記30章3節〕3 汝の
神ヱホバ
汝の
俘擄を
解て
汝を
憐れみ
汝の
神ヱホバ
汝を
顧󠄃みその
汝を
散しし
國々より
汝を
集めたまはん
〔申命記32章26節〕26 我は
曰ふ
我彼等を
吹掃ひ
彼らの
事をして
世の
中に
記憶らるること
無らしめんと
〔ネヘミヤ記1章8節〕8 請󠄃ふ
汝の
僕モーセに
命じたまひし
言を
憶ひたまへ
其言に
云く
汝ら
若罪を
犯さば
我汝らを
國々に
散さん
〔エレミヤ記50章17節〕17 イスラエルは
散されたる
羊にして
獅子之を
追󠄃ふ
初にアツスリヤの
王之を
食󠄃ひ
後にこのバビロンの
王ネブカデネザルその
骨を
碎けり
〔エゼキエル書6章8節〕8 我或者を
汝らにのこす
即ち
劍をのがれて
異邦の
中にをる
者國々の
中にちらさるる
者是なり
〔エゼキエル書11章16節〕16 是故に
汝言ふべしヱホバかく
言ひたまふ
我かれらを
遠󠄄く
逐󠄃やりて
國々に
散したればその
徃る
國々に
於て
暫時の
間かれらの
聖󠄄所󠄃となると
〔ゼカリヤ書7章14節〕14 我かれらをその
識ざる
諸の
國に
吹散すべし
其後にてこの
地は
荒て
徃來する
者なきに
至らん
彼等かく
美しき
國を
荒地となす
〔ヨハネ傳7章35節〕35 爰にユダヤ
人ら
互に
云ふ『この
人われらの
逢ひ
得ぬいづこに
徃かんとするか、ギリシヤ
人のうちに
散りをる
者に
徃きてギリシヤ
人を
敎へんとするか。
〔ヤコブ書1章1節〕1 神および
主イエス・キリストの
僕ヤコブ、
散り
居る
十二の
族の
平󠄃安を
祈る。
〔ペテロ前書1章1節〕1 イエス・キリストの
使徒ペテロ、
書をポント、ガラテヤ、カパドキヤ、アジヤ、ビテニヤに
散りて
宿れる
者、
their laws
〔エズラ書4章12節〕12 王知たまへ
汝の
所󠄃より
上り
來りしユダヤ
人ヱルサレムに
到りてわれらの
中にいりかの
背き
悖る
惡き
邑を
建なほし
石垣を
築きあげその
基礎を
固うせり~
(15) 列祖の
記錄の
書を
稽へたまへ
必ずその
記錄の
書の
中において
此邑は
背き
悖る
邑にして
諸王と
諸州とに
害󠄅を
加へし
者なるを
見その
中に
古來叛逆󠄃の
事ありしを
知たまふべし
此邑の
滅ぼされしは
此故に
緣るなり 〔エズラ書4章15節〕
〔使徒行傳16章20節〕20 之を
上役らに
出して
言ふ『この
人々はユダヤ
人にて
我らの
町を
甚く
騷がし、
〔使徒行傳16章21節〕21 我らロマ
人たる
者の
受くまじく、
行ふまじき
習慣を
傳ふるなり』
〔使徒行傳17章6節〕6 見出さざれば、ヤソンと
數人の
兄弟とを
町司たちの
前󠄃に
曵ききたり
呼はりて
言ふ『
天下を
顚覆したる
彼の
者ども
此處にまで
來れるを、
〔使徒行傳17章7節〕7 ヤソン
迎󠄃へ
入れたり。この
曹輩は
皆カイザルの
詔勅にそむき
他にイエスと
云ふ
王ありと
言ふ』
〔使徒行傳24章5節〕5 我等この
人を
見るに
恰も
疫病のごとくにて、
全󠄃世界のユダヤ
人のあひだに
騷擾をおこし、
且ナザレ
人の
異端の
首にして、
〔使徒行傳28章22節〕22 ただ
我らは
汝の
思ふところを
聞かんと
欲するなり。それは
此の
宗旨の
到る
處にて
非難せらるるを
知ればなり』
王もしこれを善としたまはば願くは彼らを滅ぼせと書くだしたまへ さらば我王の事をつかさどる者等の手に銀一萬タラントを秤り交して王の府庫に入しめん
If it please the king, let it be written that they may be destroyed: and I will pay ten thousand talents of silver to the hands of those that have the charge of the business, to bring it into the king's treasuries.
and I will pay
〔創世記23章16節〕16 アブラハム、エフロンの
言に
從ひエフロンがヘテの
子孫の
聽る
前󠄃にて
言たる
所󠄃の
銀を
秤り
商買の
中の
通󠄃用銀四百シケルを
之に
與へたり
ten thousand
〔マタイ傳18章24節〕24 計算を
始めしとき、
一萬タラントの
負󠄅債ある
家來つれ
來られしが、
that they may be destroyed
〔創世記23章16節〕16 アブラハム、エフロンの
言に
從ひエフロンがヘテの
子孫の
聽る
前󠄃にて
言たる
所󠄃の
銀を
秤り
商買の
中の
通󠄃用銀四百シケルを
之に
與へたり
王すなはち指環をその手より取はづしアガグ人ハンメダタの子ハマンすなはちユダヤ人の敵たる者に交し
And the king took his ring from his hand, and gave it unto Haman the son of Hammedatha the Agagite, the Jews' enemy.
enemy
〔エステル書7章6節〕6 エステルいひけるはその
敵その
仇人は
即ちこの
惡きハマンなりと
是によりてハマンは
王と
后の
前󠄃にありて
懼れたり
took
〔創世記41章42節〕42 パロすなはち
指環をその
手より
脫󠄁して
之をヨセフの
手にはめ
之を
白布を
衣せ
金の
索をその
項にかけ
〔エステル書8章2節〕2 王ハマンより
取かへせし
己の
指環をはづしてモルデカイに
與ふ
而してエステル、モルデカイをしてハマンの
家をつかさどらしむ
〔エステル書8章8節〕8 なんぢらも
亦おのれの
好むごとく
王の
名をもて
書をつくり
王の
指環をもてこれに
印してユダヤ
人につたへよ
王の
名をもて
書き
王の
指環をもて
印したる
書は
誰もとりけすこと
能はざればなり
しかしてハマンに言けるはその銀はなんぢに與ふ その民もまた汝にあたふれば汝に善と見ゆるごとく爲よ
And the king said unto Haman, The silver is given to thee, the people also, to do with them as it seemeth good to thee.
to do
〔詩篇73章7節〕7 かれら
肥ふとりてその
目とびいで
心の
欲にまさりて
物をうるなり
〔エレミヤ記26章14節〕14 みよ
我は
汝らの
手にあり
汝らの
目に
善とみゆるところ
義とみゆることを
我に
行へ
〔エレミヤ記40章4節〕4 視よ
我今日汝の
手の
鏈を
解て
汝を
放つ
汝もし
我とともにバビロンにゆくことを
善とせば
來れわれ
汝を
善くあしらはん
汝もし
我と
偕にバビロンにゆくを
惡とせば
留れ
視よこの
地は
皆汝の
前󠄃に
在り
汝の
善とする
所󠄃汝の
心に
合ふところに
徃べし
〔ルカ傳23章25節〕25 その
求むるままに、かの
一揆と
殺人との
故によりて
獄に
入れられたる
者を
赦し、イエスを
付して
彼らの
心の
隨ならしめたり。
こゝにおいて正月の十三日に王の書記官を召あつめ王に屬する州牧各州の方伯およびもろもろの民の牧伯にハマンが命ぜんとする所󠄃をことごとく書しるさしむ 即ちもろもろの州におくるものは其文字をもちひ もろもろの民におくるものはその言語をもちひ おのおのアハシユエロス王の名をもてこれを書き王の指環をもてこれに印したり
Then were the king's scribes called on the thirteenth day of the first month, and there was written according to all that Haman had commanded unto the king's lieutenants, and to the governors that were over every province, and to the rulers of every people of every province according to the writing thereof, and to every people after their language; in the name of king Ahasuerus was it written, and sealed with the king's ring.
Then were
〔エステル書8章9節〕9 ここをもてその
時また
王の
書記官を
召あつむ
是三
月すなはちシワンの
月の二十三
日なりきしかして
印度よりエテオピアまでの
百二十七
州のユダヤ
人州牧諸州の
方伯牧伯等にモルデカイが
命ぜんとするところを
盡く
書しるさしむ
即ちもろもろの
州におくるものはその
文字をもちひ
諸の
民におくるものはその
言語をもちひて
書おくりユダヤ
人におくるものはその
文字と
言語をもちふ~
(17) いづれの
州にても
何の
邑にても
凡て
王の
命令と
詔書のいたるところにてはユダヤ
人よろこぴ
樂しみ
酒宴をひらきて
此日を
吉日となせりしかして
國の
民おほくユダヤ
人となれり
是はユダヤ
人を
畏るる
心おこりたればなり 〔エステル書8章17節〕
according
〔エステル書1章22節〕22 かくて
王の
諸州に
徧ねく
書をおくりもろもろの
州にその
文字にしたがひて
書おくりもろもろの
民にその
言語にしたがひて
書おくり
凡て
男子たる
者はその
家の
主となるべくまたおのれの
民の
言を
用ひてものいふべしと
諭しぬ
〔エステル書8章9節〕9 ここをもてその
時また
王の
書記官を
召あつむ
是三
月すなはちシワンの
月の二十三
日なりきしかして
印度よりエテオピアまでの
百二十七
州のユダヤ
人州牧諸州の
方伯牧伯等にモルデカイが
命ぜんとするところを
盡く
書しるさしむ
即ちもろもろの
州におくるものはその
文字をもちひ
諸の
民におくるものはその
言語をもちひて
書おくりユダヤ
人におくるものはその
文字と
言語をもちふ
〔エステル書9章27節〕27 ユダヤ
人あひ
定め
年々その
書るところにしたがひその
定めたる
時にしたがひてこの
兩の
日をまもり
己とおのれの
子孫および
凡て
已につらなる
者これを
行ひつづけて
廢すること
無く
in the name
〔列王紀略上21章8節〕8 彼アハブの
名をもて
書を
書き
彼の
印を
捺し
其邑にナボテとともに
住󠄃る
長老と
貴き
人に
其書をおくれり
〔ダニエル書6章8節〕8 然ば
王よねがはくはその
禁令を
立てその
詔書を
認󠄃めメデアとペルシヤの
廢ることなき
律法のごとくに
之をして
變らざらしめたまへと
〔ダニエル書6章12節〕12 而して
彼ら
進󠄃みきたり
王の
禁令の
事につきて
王に
奏上して
言けるは
王よ
汝は
禁令をしたため
出し
今より三十
日の
內には
只なんぢにのみ
願事をなさしめ
若し
汝をおきて
神または
人にこれをなす
者あらば
凡てその
者を
獅子の
穴󠄄に
投いれんと
定めたまへるならずやと
王こたへて
言ふ
其事は
眞實にしてメデアとペルシヤの
律法のごとく
廢べからざる
者なり
〔ダニエル書6章15節〕15 その
人々また
王の
許に
集ひきたりて
王に
言けるは
王よ
知りたまへメデアとペルシヤの
律法によれば
王の
立たる
禁令または
法度は
變べからざる
者なりと
scribes
無し
sealed
〔エステル書8章2節〕2 王ハマンより
取かへせし
己の
指環をはづしてモルデカイに
與ふ
而してエステル、モルデカイをしてハマンの
家をつかさどらしむ
〔エステル書8章8節〕8 なんぢらも
亦おのれの
好むごとく
王の
名をもて
書をつくり
王の
指環をもてこれに
印してユダヤ
人につたへよ
王の
名をもて
書き
王の
指環をもて
印したる
書は
誰もとりけすこと
能はざればなり
〔エステル書8章10節〕10 かれアハシユエロス
王の
名をもてこれをかき
王の
指環をもてこれに
印し
驛卒をして
御廐にてそだてたる
逸足の
御用馬にのりてその
書をおくりつたへしむ
しかして驛卒をもて書を王の諸州におくり十二月すなはちアダルの月の十三日において一日の內に一切のユダヤ人を若き者老たる者小兒婦󠄃人の差別なくことごとく滅ぼし殺し絕しかつその所󠄃有物を奪ふべしと諭しぬ
And the letters were sent by posts into all the king's provinces, to destroy, to kill, and to cause to perish, all Jews, both young and old, little children and women, in one day, even upon the thirteenth day of the twelfth month, which is the month Adar, and to take the spoil of them for a prey.
both young
〔サムエル前書15章3節〕3 今ゆきてアマレクを
擊ち
其有る
物をことごとく
滅しつくし
彼らを
憐むなかれ
男女童稚哺乳󠄃兒牛羊駱駝驢馬を
皆殺せ
〔サムエル前書22章19節〕19 かれまた
刃󠄃を
以て
祭司の
邑ノブを
擊ち
刃󠄃をもて
男女童稚嬰孩牛驢馬羊を
殺せり
by posts
〔歴代志略下30章6節〕6 飛脚すなはち
王とその
牧伯等が
授けし
書をもちてイスラエルとユダを
遍󠄃ねく
行めぐり
王の
命を
傳へて
云ふイスラエルの
子孫よ
汝らアブラハム、イサク、イスラエルの
神ヱホバに
起󠄃歸れ
然ばヱホバ、アツスリヤの
王等の
手より
逃󠄄れて
遺󠄃るところの
汝らに
歸りたまはん
〔エステル書8章10節〕10 かれアハシユエロス
王の
名をもてこれをかき
王の
指環をもてこれに
印し
驛卒をして
御廐にてそだてたる
逸足の
御用馬にのりてその
書をおくりつたへしむ
〔エステル書8章14節〕14 驛卒逸足の
御用馬にのり
王の
命によりて
急󠄃がせられせきたてられて
出ゆけりこの
詔書はシユシヤンの
城において
出されたり
〔ヨブ記9章25節〕25 わが
日は
驛使よりも
迅󠄄く
徒に
過󠄃さりて
福祉を
見ず
〔エレミヤ記51章31節〕31 馹は
趨て
馹にあひ
使者は
趨て
使者にあひバビロンの
王につげて
邑は
盡く
取られ
in one day
〔エステル書8章12節〕12 アハシユエロス
王の
諸州において十二
月すなはちアダルの
月の十三
日一
日の
內かくのごとくするを
許さる~
(14) 驛卒逸足の
御用馬にのり
王の
命によりて
急󠄃がせられせきたてられて
出ゆけりこの
詔書はシユシヤンの
城において
出されたり
〔エステル書8章14節〕
〔ヤコブ書2章13節〕13 憐憫を
行はぬ
者は、
憐憫なき
審判󠄄を
受けん、
憐憫は
審判󠄄にむかひて
勝󠄃ち
誇るなり。
the spoil
〔エステル書8章11節〕11 その
中に
云ふ
王すべての
邑にあるユダヤ
人に
許す
彼らあひ
集まり
立ておのれの
生命を
保護しおのれを
襲ふ
諸國諸州の
一切の
兵民をその
妻子もろともにほろぼし
殺し
絕し
且その
所󠄃有物を
奪ふべし
〔エステル書9章10節〕10 これらの
者すなはちハンメダタの
子ユダヤ
人の
敵たるハマンの十
人の
子をも
彼ら
殺せりされどその
所󠄃有物には
手をかけざりき
〔イザヤ書10章6節〕6 われ
彼をつかはして
邪曲なる
國をせめ
我かれに
命じて
我がいかれる
民をせめてその
所󠄃有をかすめその
財寶をうばはしめ かれらを
街の
泥のごとくに
蹂躪らしめん
この詔旨を諸州に傳へてかの日のために準備をなさしめんとてその書る物の寫本を一切の民に開きて示せり
The copy of the writing for a commandment to be given in every province was published unto all people, that they should be ready against that day.
The copy
〔エステル書8章13節〕13 この
詔旨を
諸州につたへんがためまたユダヤ
人をしてかの
日のために
準備してその
敵に
仇をかへさしめんがためにその
書る
物の
寫本を
一切の
民に
開きて
示せり
〔エステル書8章14節〕14 驛卒逸足の
御用馬にのり
王の
命によりて
急󠄃がせられせきたてられて
出ゆけりこの
詔書はシユシヤンの
城において
出されたり
驛卒王の命によりて急󠄃ぎて出ゆきぬ この詔書はシユシヤンの城に於て出されたり かくて王とハマンは坐して酒飮ゐたりしがシユシヤンの邑は惑ひわづらへり
The posts went out, being hastened by the king's commandment, and the decree was given in Shushan the palace. And the king and Haman sat down to drink; but the city Shushan was perplexed.
hastened
〔箴言1章16節〕16 そは
彼らの
足は
惡に
趨り
血を
流さんとて
急󠄃げばなり
〔箴言4章16節〕16 そは
彼等は
惡を
爲さざれば
睡らず
人を
躓かせざればいねず
sat down
〔ホセア書7章5節〕5 われらの
王の
日にもろもろの
牧伯は
酒の
熱によりて
疾し
王は
嘲るものとともに
手を
伸ぶ
〔アモス書6章6節〕6 大斝をもて
酒を
飮み
最も
貴とき
膏を
身に
抹りヨセフの
艱難を
憂へざるなり
〔ヨハネ傳16章20節〕20 誠にまことに
汝らに
吿ぐ、なんぢらは
泣き
悲しみ、
世は
喜ばん。
汝ら
憂ふべし、
然れどその
憂は
喜悅とならん。
〔ヨハネ黙示録11章10節〕10 地に
住󠄃む
者どもは
彼らに
就きて
喜び
樂しみ
互に
禮物を
贈らん、
此の
二人の
預言者は
地に
住󠄃む
者を
苦しめたればなり』
the city
〔エステル書4章16節〕16 なんぢ
徃きシユシヤンにをるユダヤ
人をことごとく
集めてわがために
斷食󠄃せよ
三日の
間夜晝とも
食󠄃ふことも
飮むこともするなかれ
我とわが
侍女等もおなじく
斷食󠄃せん しかして
我法律にそむく
事なれども
王にいたらん
我もし
死べくば
死べし
〔エステル書8章15節〕15 かくてモルデカイは
藍と
白の
朝󠄃服󠄃を
着大なる
金の
冠を
戴き
紫色の
細布の
外衣をまとひて
王の
前󠄃よりいできたれり シユシヤンの
邑中聲をあげて
喜びぬ
〔箴言29章2節〕2 義者ませば
民よろこび
惡きもの
權を
掌らば
民かなしむ